目指すべき企業の姿を明確化
企業は自社の提供する価値によって、自社に収益をもたらしますが、企業活動の目的は”儲けること”ではなく、顧客や社会の将来に対してどのような進化や変化を与えるか、という使命の実現がコアにあります。そのためには、自社が持つ強み、ケーパビリティ、コアコンピタンスを客観的に見極め、”自己満足”ではない企業価値や企業能力に向きあうことが重要なのです。
社会や顧客の将来の変化、あるいは変化させたい方向の見極め
顧客や市場の現状および将来の姿を予測し、自社や自社の提供するサービスや製品がどのように関わることができるかを検討します。併せて、それらの顧客や市場にインパクトを与える他企業やイベントをプロットし、競争あるいは連携関係を可視化していきます。
製品・サービスの進化の可能性の探索
既存の製品サービスを客観的に評価し、市場や顧客における現状および将来の価値を見極めます。同時に、将来必要となるサービスや製品についての進化の可能性についても検討し、進化に必要な獲得すべき能力や機能を見極め、その構築もしくは調達の方策と難易度を評価します。併せて、将来価値(獲得利益)と到達コスト、実現可能性の観点から進化の取捨選択を行っていきます。
非連続な新規事業開発の可能性の探索
一般的に、新規事業開発を行う際には、現在の提供サービスや製品からレバレッジを掛ける方法がもっとも有効な手段ですが、弊社の新規事業開発コンサルティングでは、非連続なサービスや製品の可能性も検討します。自社の持つアセット、拠点、工場、セールス、チャネル、顧客などコアコンピタンスから距離があったとしても、利用かつ拡大可能性がある領域を見極め、自社あるいは他社との連携による構築可能な提供価値を探索します。
新規事業の事業計画策定および実施
見出された新規事業の可能性を事業計画として整理し、優先付けを行い、フィージビリティスタディ、あるいはプレマーケティング、連携先の選定や交渉など、実現に至る詳細なステップを設計します。弊社の新規事業開発コンサルティングでは、計画策定にとどまらず、その実行をバックアップすることにも重きを置いています。